7Tニューロイメージングプロジェクト(cMRI2)

プロジェクト概要

  文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として「超高磁場7テスラMRIを機軸とした生体機能・動態イメージングの学際的研究拠点プロジェクト(略名:7T機能動態イメージングプロジェクト)」が平成21年に開始し、国内で2台目となる最新鋭の次世代型超高磁場7テスラMRI装置を他に先駆けて導入しました。このプロジェクト5年間では、7テスラMRI装置による生体機能・動態イメージングを機軸として、脳神経・精神疾患の病態と治療に関する領域横断型研究を系統的に推進し、脳神経・精神医学、神経科学、細胞生物学領域の先駆的論文・ソフトウェア・知的財産・技術移 転・医療機器などを多数創出することができました。

 そして、新たに平成26年から開始となった同支援事業「異分野融合による脳と心の健康のための介入的ニューロイメージング研究拠点プロジェクト(略名:7Tニューロイメージングプロジェクト)」では、前プロジェクトで築き上げた学際的研究拠点活動を継続しながら、単なる高精度イメージング法の確立と病態解明から一歩踏み込んだ、積極的な早期治療介入と効能評価に寄与する次世代画像バイオマーカーを創成し利活用する研究拠点としての発展を目指しています。特に本プロジェクトでは、近年社会問題となっている認知症やうつ病などの高次脳機能・精神機能に関わる疾患に対して、病態解明だけでなく低侵襲な発症前診断や早期診断法の確立を目指しており、国民の脳と心の健康の維持増進に寄与する研究成果を挙げるため日々研究を進めています。

 

本プロジェクトの詳細は以下をご覧ください。

  • 挨  拶:7Tニューロイメージングプロジェクト推進委員会委員長(佐々木真理)からの本プロジェクトの紹介です。
  • 装置紹介:7 Tesla MRIなどの最先端機器の紹介です。
  • 研究概要:本プロジェクトの研究概要です。
  • メンバー紹介:本プロジェクトの研究メンバーのプロフィール紹介です。
  • 研究業績:本プロジェクトか開始した2014年度以降の研究業績集です。
  • 公開リソースダウンロード:本プロジェクトで開発したソフトウェアなどのリソースを公開しています。
  • 講演会情報:本プロジェクトが主催、共催している講演会やセミナーなどの情報を掲載しています。

 

研究成果報告書 (2019/5/30公開)

本プロジェクトの5年間の研究成果報告書は、下記よりダウンロード可能です。

ダウンロード(PDFファイル)